休日出勤をしながら...

(今回は仕事がらみの愚痴ですので、「そのスジの方」以外は読み飛ばしてください)
会社の休日に、タイ人スタッフの作ったプログラムの高速化を見ているのですが、作ったプログラマのレベルが「それなり」だったためか、かなり「効率の悪いプログラム」になっています。
まあ、通常の画面処理程度のものであれば、多少いい加減なプログラムでも「現在のハードウェアの性能」のために「たいした問題」にはならないのですが、一定以上の量のデータを一度に処理する場合には、問題が顕著に現れてしまいます。
先日、スタッフに「このプログラムの高速化」を依頼したのですが、まともな回答が帰ってきませんでした。まあ、「どうすれば高速化できるか?」ということさえイメージがなかったようです。
ウチのスタッフはこちらの大学(レベルは不明ですが)を出て3年くらいのスキルと思いますが、「仕事に慣れる」ことはできても「仕事でスキルをあげる」ことはできないようです...私の教育の問題もありますが(苦笑)
よーく考えてみると、自分自身でも「こういう考え方」って学校の教育よりも仕事での会話の中で気づき、築いていくものだなぁ...って思うのですが、皆さん*1はいかがでしたか?

また、先日某所で言及されていた「Webプログラミング」程度のレベルのプログラマが「そうでないプログラミング環境向けのプログラマ」として氾濫しているのでは?と感じるようになりました。
この数年のコンピュータの一般化で、コンピュータを取り扱う人の裾野は広がったのかと思いますが、その分全体のレベルが下がってきているのでは...?と感じています。
数年前に日本の某所でとあるプロジェクトに瞬間的に参加したのですが、そこでも処理速度のよいプログラムの作り方という考え方はあまり見受けられませんでした。
「プログラムの作り方の多様性」がレベルの低いシステム開発者には「多少いい加減でも動くプログラム」になってしまっているのかもしれません(苦笑)
最近のトレンドって「システムの根幹にかかわる部分に少数のハイレベル技術者を配置し、画面等のプログラムは多数の『それなりのレベル』の人間でやっつけていく」というものかもしれませんが*2...

今の仕事が落ち着いたら、「こういったこと」も少しやらないといけないのかもしれませんね(笑)
その前に「スタッフの再選別」もやらなければいけませんが(爆)

*1:といっても、この問いかけに答えることのできる読者って某旦那くらいだと思いますが(苦笑)

*2:最近の日本のシステム開発のトレンドがわかっていないので、推測で書いていますが「フレームワーク」を使った開発なんてそういうものだと思っています