苦痛?の一日

麻酔と手術の貧血から抜け出して、5時ごろに起床。
まだ点滴の針が刺さったままなので、看護師さんに顔を拭いてもらうだけに。
気が付いてみると、昨夜の夕食が手付かずのままテーブルの上に。そのまま片付けてもらうようにお願い。
7時半ごろに研修医の女性がやってきて鼻の前をふさいでいる綿をガーゼに交換。
そのときにはほとんど「赤鼻のトナカイ」になっていた綿がきれいなガーゼになったので少しすっきりしました。
みんなから「口で呼吸してのどが渇くから水を良く飲むように!」といわれました。
8時ごろにほとんどなくなっていた点滴を外しました。挿すときも痛かったですが、抜くときも痛かったです(涙)
8時半ごろに朝食が。私にとっては40時間ぶりの食事になりました。
メニューは

  • おかゆ(鶏肉入り、中華スープで味付けされています)
  • 小さな饅頭(中身なし)1つ

とシンプルなものでした。
10時ごろに執刀医の先生が登場。「血は出ていませんか?」と確認して「明日には詰め物を取って退院できます。一週間後に黒いものを抜きますから来てください」とのこと。その「黒いもの」が何かはタイ語で言われたので良くわかりませんでした。いづれにしても明日には鼻で呼吸が出来ると思うとうれしく思いました。
11時半ごろ昼食。「白米ですか?おかゆですか?」と聞かれたので「おかゆ!」と答えたところ...

  • おかゆ(味のついていない白いおかゆです)
  • 豚肉・にんじんなどをミンチ状にして固めたものをゆでたもの
  • 春雨・白菜・トマト・豚肉の炒め物
  • イモのでんぷんを固めたお団子

特に何かをすることもないので、本を読んだり、ちょっと寝て乾いた口を濡らしてを延々と続けていました。
午後4時半ごろ夕食。今度はご飯を選択。

  • 白米
  • レッドカレー(豚肉・ジャガイモ・豆が入っていました)
  • 大きなきゅうりと豚挽き肉の炒め物

お代わりを頼んだところ、ご飯と白菜のスープが追加。結構な量になってしまいましたが、何とか完食(ぉぃ)
午後5時過ぎにカミさんが見舞いに。不在中の状況などを話して6時の面会終了時間に帰宅。
それからのんびりしようとしましたが、少し眠ると口の中が乾き意識が戻ってしまいます。意識が戻ると今度は他の患者の音が...呼吸器系に問題がある患者ばかりなので、せきやいびきなど就寝中の音はかなりのものがありました。
...といっても、私もそのうちの一人で寝ている間はかなり大きないびきをさせていたはずです(涙)
こうして、「少し寝ては意識を戻す」夜が過ぎていきました(涙)