「お節介」と「余計なお世話」

11月下旬の一時帰国時にテレビで「家賃収入1億円を稼ぐおばさん」の話題をやっていました。
そのときの「秘訣」のひとつに「店子にお節介を焼き、人間関係を築く」というのがありました。
最近、「お節介」と「余計なお世話」の境界線がなんとなく見えてきたような気がします。
「お節介」は相手の様子を見ながら話を進め、「駄目でもともと」程度の気楽な気持ちで声をかけるものですが、「余計なお世話」は「自分の気持ち(『あなたの為に...』なんて考え方)」によって行い、相手の様子を見ていないことかな...と思います。

最近、「ママ友2号」が体の調子が悪いといっていました。顎関節症ということでモノが噛めなくなり、背中から肩・首にかけて凝りが激しいとのこと。一度マッサージに連れて行ったのですが、どうも合っていなかったみたいです。(正月休みにコラートでやったときはよかったといっていたのですが...)
話を聞いてみると「骨盤がゆがんでいるんですよ。それだから...」とあきらめ顔で話していました。
その次の週に手元にナンバ式骨体操 −身体に優しい古の日本人の動きを習得するナンバの身体論 体が喜ぶ動きを探求する (光文社新書)があることを思い出し、「とりあえず読んでみて」と貸してみました。
約10日後の昨日、カミさんが「マッサージが駄目なら鍼でも...」と声をかけたところ「多少良くなったので鍼は要りませんよ」とのご回答。
「お節介」と「余計なお世話」の境目は何とか相手に受け入れられたみたいです(笑)

逆の例はタイ人から結構喰らっています(苦笑)

外国暮らしの皆さん、洒落で「声をかけてみる」のも良いかもしれません(ぉぃ)