再び洒落で、首相府へ...(ぉぃ)
首相府の場所などの情報は前回の訪問記に書いてありますので、そちらを参考に。
朝6時テレビを見ると、とりあえず「いつもどおりのコンテンツ」であることを確認。
ということで、「定点観測」に出動しました(ぉぃ)
私が言うのもなんですが、よい子は真似しないでください。
特に家族に心配性のひとがいる方は周りに迷惑をかけるのでやめてください。
今回もLanLuan通りから入っていきました。
民主記念塔
を東側から見た写真です。8月12日にあった王妃の誕生日の飾り物がまだありました。土曜日朝7時半ごろということで、まあまあの交通量で、まったく交通規制はありませんでした。
王宮前広場は
観光バスが目立ちました。こんな状況下でも王宮に観光に来る方がいるのかなと思うと不思議な気持ちになりました。
前回、ステージのあった場所は...
ステージが撤去され、テントが建っていました。
もうひとつのテントがあったところには...
テントが増えていました。赤地の看板を掲げているということは政府支持勢力のものでしょうか?
RatchadamnoenNork通りに入り、警察署*1の前では...
たくさんのお巡りさんが護送車や警察車両が停まっている前で集まっていました。
これから、周辺の警備に入るのかと思います。
その先の交差点*2では
いつでも道路封鎖ができるようにするためか、鉄柵が中央分離帯に大量に用意されていました。
先週、タクシン夫妻の指名手配写真が掲げられていたRatchadamnoenNork通りと運河の交差する場所では...
指名手配写真はなくなっていました。前日の大雨のときに破損したのかもしれません。
反政府勢力側の勢力範囲のゲートは...
しっかりと開放されていました。問題無く入れそうです。
先ほどの場所から民主記念塔方面を見てみると...
まだ、道路封鎖も政府支持勢力も見えません。9月2日未明はここで反政府勢力と政府支持勢力が乱闘→機動隊をはさんでにらみ合いを行っていたのですが...
交差するKrungKasem通りは
タイヤのバリケードは撤去されましたが、ところどころに警察が用意した車止めの柵が置かれていました。
PAD側に入って、LukLuang通りを見ますと
先週の護送車がそのままありました(笑)左側に写っている人が着ているTシャツには「I (ハート) Ratchadamnoen University」と書かれています。PAD側が資金調達のために販売しているものだと思います。
Ratchadamnoenを進むと...
ゴミ収集車が作業しているのを除くと、あまり変わりが無いように見えます。
通りにあったステージも
相変わらずありますが、このときは誰もいませんでした。
前回もそうでしたが、通りの中には
のような物売りのテントもあり、「ちょっとごみごみしているフリーマーケット」と見えることもあります。
通りの首相府側の歩道には
のように簡易トイレとビニールシートで仕切られた簡易シャワールームがあります。
先週の段階ではシャワールームはありましたが、その後簡易トイレが調達されたようです。
首相府の入り口は
前回は完璧なノーチェックでしたが、簡単な「手荷物検査と身体検査」を行う係の人がいました。
乱闘騒ぎの後で、無条件には人を入れないようにしているのかもしれません...が私はカメラだけだったのか外国人なのかわかりませんが、身体検査も行われませんでした(苦笑)
敷地の中に入ると...
先週は「学園祭」という雰囲気でしたが、今回はちょっと生活臭を感じるようになって来ました。
この写真の奥に食料供給用のテントがありました。
雰囲気は「野外イベントの無料お食事配布テント」そのものですが、受け取る人が順番どおりにとっているのが印象的でした。田舎のイベントだと思いっきり雑然とするのですが...(苦笑)
ちょっと歩くと
前回は敷地の中では見かけなかったゴミ収集車が敷地の中に入ってきていました。昨日の大雨の影響か、参加者が増えたのかはわかりませんがごみの量が増えてきたためだと思います。
先週は人が入っていたこの建物ですが、
今日は、入り口がしまっており、前に見張りをする人がいました。住居侵入はよくないと判断したのか、それとも幹部が中にいてそれ以外の人を入らないようにするのかのどちらかだと思います。
前回、「どこかの施設の風景」とコメントした場所ですが
雰囲気がちょっと雑然としていました。人が増えたような感じがしました。報道機関では1万人がいるといわれていますので、人が多いのかもしれません。
先週営業していなかったセブンイレブンですが、
今日も営業していませんでした。扉には南京錠がしっかりかかっており、内部に入られた形跡はありませんでした。敷地内には「道路清掃のおばさん」も何人か働いていましたから、気合を入れて営業してもいいのに...と感じました。
途中、普段キャンティーンとして使っているところを「Young PAD」という部隊が陣取っていましたが
若い男性がマイクを使ってパフォーマンスをしていました。カメラを向けたらパフォーマンスを中断して、この笑顔。悲壮感の無い、充実した活動を送っているような雰囲気でした...でも「不法侵入」なんですけど...(苦笑)
前回通っていなかった場所には...
NBT*3の中継用車両が2台。タイヤがパンクされ落書きがされていたので、占拠前に停まっていたものでしょう。
敷地奥のステージ上では
女性が二人、新聞を手に話をしていました。
ちなみに、このステージの内容がASTVに流されています。
メインステージから少し離れた場所では
食料の配布が行われていました。ここでも参加者は順序良く並んで食料をとっていました。
敷地のある場所では
のような本格的な「水浴び部屋」ができていました。どこかの水道栓から塩ビパイプで水道を引いていました。参加者が多くなると、こういう工作を行うこともできるようになるのですね(笑)
歩いていると、敷地の外から国歌が流れてきました。当然ですが、
敷地の中の人も直立不動で国歌を聴き、その後で「チャイヨー*4」三唱を行っていました。
今回、気になったのは...
敷地のあちらこちらでオートバイ用のヘルメットを見かけたことです。この写真はヘルメットを干しているのだと思います。
やはり乱闘騒ぎがあったので「万が一のため」とヘルメットを用意するようになったのだと思います。
↑黒いシャツを着ている男性の左手には「ゴルフのアイアン」。万が一のために備えての巡回警備かもしれません。
敷地を出たところで、オートバイタクシーのお兄ちゃんから「どこ行くの?」と訊かれました。
よく見ると、占拠地域の周辺にはタクシーとオートバイの客待ちが。人の出入りが多いためか、こういう方々も常駐するようになってしまいました。
周辺の風景を...
↑RatchadamnoenNork通りのバス停で。特に騒ぎも無いためか、警察官が盾を片手にのんびり座っています。こちらが写真を撮るのに気づいていますが、写真を撮った後で笑顔で挨拶していました。
↑先ほどの警察署の前。見た目には「朝の朝礼が終わって配置につこうとしている」ような雰囲気でした。首相府の占拠を静観しているためか、規模の大きさとは裏腹に「通常勤務」のような表情でした。
↑↓ちょっと見づらいですが、首都警察本部側、Phitsanulok通りとPrachaThippatai通りの交差点では護送車が走り、きちんと装備した警官が隊列を作って行進していました。スクーターに乗っていたので表情まではわかりませんでした。
国会議事堂方面からRatchadamnoenNork通りを見ると...
とりあえず、警察が道路を封鎖していました。
これ以外の範囲では、とりあえずは「普通の生活」をしているようですが、場所によっては何があるかわからないので注意してください。